「オンディーヌ」 "Ondine" ・「絞首台」 "Le gibet" ・「スカルボ」"Scarbo"の３曲からなる作品です。
「夜のガスパール」というタイトルは、アロイジュス・ベルトランの６４篇から成る詩集名で、 ラヴェルはその中から最も強烈な印象を受けた詩を音楽で表現しました。
特に「スカルボ(いたずら好きな妖精)」は、ピアノ曲の中でも技術的に最も困難とされる難曲の一つとして知られています。§夜のガスパール§ Gaspard de le nuit
無料楽譜１(IMSLP)
無料楽譜２(IMSLP)
「ボロディン風に」"Borodine"・「シャブリエ風に」"Chabrier"の２曲からなる作品です。
ラヴェルの友人で、ワグナーやドビュッシーのパロディを作った作曲家カセッラからの依頼で、ボロディンとシャブリエそれぞれの作曲家の作風を真似た曲を作りました。といっても、「シャブリエ風に」は、グノーのオペラ「ファウスト」のアリアが題材になってたりします。何ででしょうね。
両曲とも優雅なワルツとなっており、聴いていて爽やかな心地にさせてくれる小品です。§…風に§ A la maniere de...
ボロディン風に A la maniere de Borodine
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シャブリエ風に A la maniere de Chabrier
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