音楽誌「レヴュー・ミュジカル」が、作曲家ハイドンの没後100年を記念した雑誌「没後100年記念号」に掲載するために、6人の作曲家にハイドンをモチーフにした曲を依頼しました。ラヴェルは、この6人のうちの1人に選ばれ作曲しました。
曲を作る際「レヴュー・ミュジカル」は、すべてのアルファベットを特定の音にあてはめた表を渡しました。それによるとハイドンは「HAYDN」=「シラレレソ」になるそうで、ラヴェルもこの曲の主題を「シラレレソ」とし、更に手を変え品を変え巧みな作品に仕上げています。
技術的にはさほど難しくない作品ですので、弾いてみてくださいね。§ハイドンの名によるメヌエット§ Menuet sur le nom d'Haydn
無料楽譜(IMSLP)