作曲家別無料楽譜・シューマン Robert Schumann 1

アベッグ変奏曲 作品1 Variationen uber den Namen Abegg, Op. 1

架空の女性アベッグ伯爵夫人の名前の綴り(ABEGG)を、ドイツ音名に変換し「A=ラ・B=シ♭・E=ミ・G=ソ・G=ソ」として、主題の冒頭に使ったことで知られている変奏曲です。まあ、多分逆で、旋律が出来てから女性のネーミングを考えたと思うのですが、シューマンの作品では、こういったおちゃめなことを結構やっていたりします。作品1となっているのは、この作品がシューマンの初出版作だからだそうです。

§アベッグ変奏曲 作品1§
Variationen uber den Namen Abegg Op.1(Robert Schumann)
無料楽譜1(IMSLP)
無料楽譜2(IMSLP)

幻想小品集 作品12 Fantasiestucke Op.12

第1曲:夕べに 第2曲:飛翔 第3曲:なぜ 第4曲:気まぐれ 第5曲:夜に 第6曲:寓話 第7曲:夢のもつれ 第8曲:歌の終わり の計8曲からなる作品集です。特に「飛翔」が有名です。シューマン自身は「夜に」がお気に入りだったようで、「歌の終わり」は、オクターブが折り重なるように進んでいく様を、結婚式と葬式の鐘が入り交じっているようにとイメージしたそうです。

§幻想小品集 作品12§
Fantasiestucke Op.12(Robert Schumann)
無料楽譜1(IMSLP)




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